こんにちは。
コロナ渦の中、なぜか職場のマウンティングおじさんが激増しています。
特に男性の場合は「学歴」「実績」「人脈」「権力」を誇示することが多いといいます。
マウンティングおじさんは、年齢が40代~60代の男性の方を指しています。
上司や仕事の先輩からマウンティングされて辛い・めんどくさいと感じている人は多いと思います。
今回は、コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの特徴と撃退方法について詳しくお話しします。
- 1 コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの特徴
- 2 コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの心理
- 3 激増マウンティングおじさんの人を見下す性格や行動
- 3.1 激増マウンティングおじさんの性格や行動①:すぐに他人と比較して優劣をつけようとする
- 3.2 激増マウンティングおじさんの性格や行動②:精神的に不安定で、心の余裕がない
- 3.3 激増マウンティングおじさんの性格や行動③:自慢話が多く、自分の話ばかりする
- 3.4 激増マウンティングおじさんの性格や行動④:プライドが高く、人の意見を素直に聞き入れない
- 3.5 激増マウンティングおじさんの性格や行動⑤:ミスを隠そうとしたり、自分の弱さを見せない
- 3.6 激増マウンティングおじさんの性格や行動⑥:自分が常に正しいと思い込んでいる
- 3.7 激増マウンティングおじさんの性格や行動⑦:職場で上司と部下に対する態度が明らかに違う
- 3.8 激増マウンティングおじさんの性格や行動⑧:他人の悪いところばかりを見つけ、揚げ足をとる
- 4 コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの撃退方法
- 5 コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんに耐えられなくなったら…
- 6 趣味でもマウンティングさせる会社の体質に注意!
コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの特徴
今から書く記事は、マウンティングおじさんを会社の上司もしくは先輩を想定しています。
基本的にマウンティングは、「自分が相手よりも優位に立っていることをアピール」することです。
上司や先輩はそもそも部下や後輩に対してマウンティングする必要がないんですが、
それでもマウンティングしてくるおじさんは居ます。
なぜマウンティングおじさんはどういった形でマウンティングをしてくるのでしょうか。
激増しているマウンティングおじさん 特徴その1:立場が下である部下・後輩を見下している
マウンティングおじさんは、部下や後輩を見下すことで「自分の方が優位であることをアピール」してきます。
仕事で部下や後輩を指導することは当然です。
賢い大人ならば分かることですが、「教えること」と「叱咤すること」「馬鹿にすること」「説教すること」はまったく別です。
しかし、何かあるごとに「全然ダメだな」と言ってきたり、
仕事に対して「まだそんな事も覚えてないの?」と言ってきたり、
「俺だったらこれくらいすぐにできるよ」と
見下した言動をしてくる上司や先輩はマウンティングおじさんです。
これには理由があるのですが、本当にくだらないです。
①優越感にひたれて、単純に気持ちがいい ②自分が上だというアピール ③周囲への威厳アピール
激増しているマウンティングおじさん 特徴その2:部下や後輩に恥をかかせる
会議やミーティングの場など複数の人が集まっている場で、
部下や後輩に恥をかかせる行為はマウンティングおじさんの特徴です。
具体的には、部下・後輩が説明している場で、
「補足させていただきます」と切り込み部下・後輩が説明したことと同じことを再度説明したり、
部下・後輩が説明している時に横入りして自分が全て説明をし始めたりすることです。
「自分の方が上手くできる、部下・後輩に任せられない」という感情からこのような行動を取ります。
また、大勢の人が居るので、それを行うことで「自分の方が仕事ができる」とたくさんの人にアピールできるのです。
大人気なくて、すごくかっこ悪いおじさんですよね。
激増しているマウンティングおじさん 特徴その3:時代の話をすぐに持ち出す
会社には10代・20代から、大御所まで様々な年代の方が居ます。
今の40代・50代が若手の頃と、今の20代とでは全く時代が違います。
高度経済成長時だったり、バブルの時代を経験したおじさんには、労働基準法があまり整備されていなかった時代です。
そのため、若手の頃は、毎日サービス残業が当たり前で、深夜まで働くのが当たり前の時代でした。
しかし、現代の20代はそんなことありません。残業規制があり、深夜まで働く必要はないんです。
時代が違うので当然なのですが、マウンティングおじさんは
「俺の若い頃の時代は○○だった」
「今の若い人は、苦労した経験がないから使えない」
などとマウンティングを取ってきます。
こういった生まれた時代を背景にしてマウンティングしてくるおじさんは、
マウンティングおじさんです。
コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの心理
①自慢して注目を浴びたい
②プライドが高い
③不安や寂しさの現れ
驚くことにマウンティングおじさんは、
自分の加齢から来る老いと、自分のポジションを維持したいという不安を抱えていますので、
それが強がりとなって周囲にアピールしまくるのです。
しかし、マウンティングされた方はたまったものではありません。
言い方を変えれば、アピールの為に、マウンティングおじさんに利用されているようなものです。
仕事の実務以外の部分で、ストレスで疲弊して疲れ切ってしまいますよね。
激増マウンティングおじさんの人を見下す性格や行動
激増マウンティングおじさんの性格や行動①:すぐに他人と比較して優劣をつけようとする
このタイプの特徴としては、自分は自分、他人は他人という価値観がなく、
自分の軸が無いゆえに人と比べてしまうことが挙げられます。
自分が下だと思うと苦しくなりがち。
自分より下を見て安心しようとして、見下してくる場合が多いです。
この手の人は、優劣を付けようとして自分の優れた点を誇示してマウンティングしてきます。
自分の良い点ばかりを誇示してくるため、
心を強く持たないとどうしても流されてしまいがちですが、
意外と繊細で言い返すと大人しくなるタイプでもあります。
他者の評価に依存しているので、他者からの非難や糾弾に弱いんですね。
激増マウンティングおじさんの性格や行動②:精神的に不安定で、心の余裕がない
心に余裕が無いので、自分の行動をコントロールできていない事も挙げられます。
一般的に、人は自分の思ったことを態度に出したり言葉にする前に、
こうしたら相手はどう思うだろうか、傷つくんじゃないかと察します。
しかし、このタイプは相手を思いやる心の余裕が無いので、
自分の思った事を抑制することなく態度や言葉に表してしまいます。
また、精神的に不安定なので他人への気持ちを考えられません。
そこで、ストレスを解消させようとして、
自然と他人を見下してしまうのです。
激増マウンティングおじさんの性格や行動③:自慢話が多く、自分の話ばかりする
自慢話しや自分の話が多い人は、承認欲求がかなり高いタイプです。
自分を認められたい、自分の武勇伝を聞いてほしいと思っています。
それは何故かというと、こういうタイプは絶えず人から好意的な評価を得たくて仕方が無いんですね。
実際の自分に自信があまりないからこそ、
自分が凄いんだという評価を周りから得たくてたまらなくなります。
また、自分を上げるだけではなく、他人を下げることでも承認欲求を満たそうとしてきます。
他人を見下す態度を取る事で、自分はその人より凄いんだという証明になるので、
見下すような態度を取ってきます。
激増マウンティングおじさんの性格や行動④:プライドが高く、人の意見を素直に聞き入れない
自らの至らない点や現実を認識することを拒否しているタイプも、人を見下す傾向にあります。
そういう人はプライドが高く、人の意見を素直に聞き入れない特徴があります。
何かにつけて負けず嫌いなので、対抗意識を燃やしがち。
そのことが理由で、他人を敵視し人を見下してきます。
また、負けたとしてもその負けをプライドが高いので認められません。
自分が負けたとしても認めたくないので、相手を見下して自分のプライドを保ちます。
激増マウンティングおじさんの性格や行動⑤:ミスを隠そうとしたり、自分の弱さを見せない
周囲からは「お高く留まっている」と見られてしまうことが多い性格の人も他人を見下しやすいです。
実際に他人と自分との間に壁を築いているのでプライドが高い人と同様、
自分の弱さを認めるのを拒否し、周りから見えている自分が分からないです。
不当に自己評価が高くなっている可能性が高いです。
ミスを隠す人柄だと、とにかく自分の欠点が露わになることを恐れます。
そして、自分が弱く下であることを認められないので、人を見下す特徴が出てきます。
激増マウンティングおじさんの性格や行動⑥:自分が常に正しいと思い込んでいる
まず、この手のタイプはどんなことにも首を突っ込まずにはいられません。
自分が常に正しいと思っているので、他人の発言中に割り込んだり、友人同士で遊んでいても自分の我を通します。
こういうタイプは、自分の考えに当てはまらない人間を見下します。
また、自分の考えが正しいと思っている人は自分の経験が全てで、
他人の経験や知見を軽んじるので、
周りから見ると知ったかぶりして首を突っ込んでいるようにしか見えません。
激増マウンティングおじさんの性格や行動⑦:職場で上司と部下に対する態度が明らかに違う
上司にはペコペコへりくだり、部下には強くあたるタイプは結局人間関係を上下関係だと見ています。
人間関係を序列だと見ているので、学歴や給与、また配偶者の見た目などの勝手な基準を作り、
自分より下だと判断した人間を見下し部下に対するものと似たような横柄な態度で接してきます。
人によって態度を変えるので、一度舐められると見下した態度や言動を続けられる可能性があります。
激増マウンティングおじさんの性格や行動⑧:他人の悪いところばかりを見つけ、揚げ足をとる
いちいち他人の発言の矛盾を突き付けたり、
揚げ足を取ってくるタイプはかなり人を見下してくる危険性が高いです。
他人の悪いところばかりを見ているので、他人には更に揚げ足をとったり発言を否定してみたり、
ひどい場合には人格まで否定してくることでしょう。
普通は他人も良いところがある、と思っていたり、感謝すべき点があると考えるものですよね。
しかし、他人の悪いところばかりを見つける人は、
人への感謝が薄いので他人のネガティブな箇所ばかり気になり、
結果的に見下す行為に結びついてしまうのです。
コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんの撃退方法
そんな、マウンティングおじさんによって自分が不快な気持ちになるけど、
どうしたらいいかわからないと思います。
特に会社でよく顔を合わせる間柄だったり、一緒に仕事をするとなると異常に疲れてしまいますよね。
マウンティングおじさんの効果的な撃退方法をご紹介します。
激増しているマウンティングおじさんの撃退方法 その1:聞き流す
会社の上司・先輩となると会話をする機会が多いと思いますが、
「マウンティングされている」と感じたら聞き流しましょう。
マウンティングする人は、自分が優位であることを認めてほしいだけなので
適当に「すごい」「羨ましい」と言っておけば勝手に満足します。
真剣に相手をしているとストレスが溜まってしまうので、
適当に相槌を打ち適当に返事をすることが有効です。
激増しているマウンティングおじさんの撃退方法 その2:距離を置く
マウンティングおじさんは、何かにつけマウンティングをしてくるので、自分の話をするのは最小限にしましょう。
できれば、一緒に仕事をしないのがベストですが、
そうもいかない時は、最低限の仕事だけの関係に留めておくのがベストです。
職場なので必要最低限の仕事の内容の話だけで十分です。無駄話の聞き役に徹する必要もありません。
自分は「あなたのプライベートの話には興味がありません」という態度で距離をとり、
無関心を続けていると、そのうちに向こうが無反応なあなたに面白くないので、
自然と相手から離れていきます。
最初は大変だし、苦痛やストレスを感じるかも知れませんが、
いちいちマウントを取られるストレスも無く仕事だけに専念していれば、慣れていきます。
少々ドライな感じがするかも知れませんがかなり効果的な方法です。
激増しているマウンティングおじさんの撃退方法 その3:マウンティング行為であることを伝える
これは、なかなか勇気のいる事ですし、単刀直入に真顔でいうと関係も悪化するので、
「マウンティングしないでくださいよ~(笑)」
「それは失礼じゃないですか?」
「そんな風に言われると傷つきますよ。。」
と、あなたのしている行為はマウンティングですよ。という事を理解させます。
また、嫌な思いをしている事も理解させます。
よっぽど鈍くない限りは気がつくはずです。
コロナ渦で激増しているマウンティングおじさんに耐えられなくなったら…
マウンティングによるストレスで、辛くてもうどうしようもない場合は、
そのマウンティングおじさんのさらに上司に相談するのも手です。
ただし、職場の改善が見られなかったり、
もはや一緒に仕事をするのも嫌…、心が持たないと感じてしまったら、転職を検討してみるのもアリです。
そのマウンティングおじさんと一緒に仕事をしても良いことはありません。
特に自分の上司がマウンティングおじさんだった場合、昇格・出世できないなどあなたの経歴などにも影響が及びます。
(あなたを自分よりも下に下げる行為しかしてこないからです)
それだけでなく、自分の心がすり減り、自分に自信を無くし、ストレスが溜まるようであれば、その場から逃げるのが一番です。
以下、2021年10月追記
趣味でもマウンティングさせる会社の体質に注意!
マウンティングおじさんの機嫌を取ろうと、組織ぐるみで趣味でのご機嫌取りに注意!
マウンティングおじさんは、そこそこ社歴も長く、それなりに仕事ができるひともいます。
しかし、ちょっとでも気に食わないひとがいたり、面白くなかったりするとすぐにマウンティングを取りにきます。
自分はそんなつもりが無くても標的にされるとかなり厄介になります。
そして、マウンティングおじさんの機嫌を損ねると、険悪な空気が流れ社内もやや面倒なことになるので、
そこにいる人達は組織だってマウンティングおじさんの機嫌を取ろうとするケースがあります。
これは一例ですが、たまたまマウンティングおじさんが、ソロキャンプが趣味だったとします。
そしてキャンプの話をしている時は、キャンプの場所ややり方、小道具などはそこらの誰よりも詳しいので、
趣味でマウンティングを取り、かなりの優越感に浸れます。
まさに自分の知識と経験でマウンティング取り放題なのです。
趣味に話を合わせるだけのつもりが…
キャンプの話をしている時だけは機嫌がいいので、ついついキャンプの話を合わせて聞いてしまったのが最後、
チームでキャンプに行こう!の話に発展してしまい、
実際に計画の話になってしまい実現化してしまったのです(自分は話に入らなかったのでセーフ(笑))
※普通こういうのって社交辞令だと思って感じ取るものなのですが、鈍感なのでそんな事はみじんもなかったです
そこからはマウンティングおじさんの張り切りが始まります。。
もう計画を建てる時点で楽しくて仕方がないのです。
こんな風に一度、社交辞令でもマウンティングおじさんの趣味に興味がある素振りを見せてしまうと、
他を巻き込んで事故ってしまうので注意が必要です。
うっかり、「いいですね~僕もやりたいんですよ~」なんて言って巻き込み事故になりませんように。。。