40代 ド底辺からの転職その8 インハウスデザイナーという生き方(ストレスは?)

40代 転機をかけた転職でインハウスデザイナーに(ストレスからの脱却)

通常の制作会社でストレスで懲りてしまった自分はインハウスデザイナーに転身

前の記事を呼んでない方は下記からご覧ください
> 40代 ド底辺からの転職その7 印刷物デザインからWebデザインまで

すっかり、制作の仕事の無くなってしまった広告代理店(制作会社)でのストレスやデザイン業務に懲りてしまい、

本業をやはり仕事として続けたい自分は、会社の業績の安定した業種での転職を希望していました。

インハウスデザイナーの方がそういうストレスも溜まらずに仕事ができると考えていたのです。

良い仲間イメージ

「ああ、やっぱり会社の業績がまずくなるとやりたり仕事ができなくなるんだ…」

その時は、そんな気持ちと理解でいっぱいでしたね。


そうして選んだ会社はホールディングスグループのひとつの会社で制作部門でした。

ホールディングスとは、色々な業種(制作会社、コンサルティング会社、人材会社、旅行会社、保険会社など)が

集まってひとつの集合体となっている企業です。

その中でのインハウスデザイナーとしての募集だったのです。

つまり、グループ会社の為の制作会社転職して入社したのです。(その時39歳、すぐに40,ほぼ40歳でした)

仮に自分の年齢が高くても、スキルも高まっていると重宝されるので、割と評価されるので転職しやすかったです。

ベンチャーでしたが、ストレスの少ないインハウスデザイナーになれた!と嬉しかったのを覚えています。

グループ会社

各ジャンルのグループ会社の立ち上げの為の販売促進のパンフレットや会社案内、ホームページなどを

何も無いところから作成して欲しいとの事でしたので、やりがいもありそうでした。

 

ベンチャー感の強い転職では行動力が試される(ストレスやプレッシャーは?)

ベンチャー企業では提案力・実行力・達成力が必要

いわゆる各グループ企業は、まだ代表も決まったばかりの状態で、

本当に宣伝できるものが何もないので、まずは宣伝できるものを作るという所からのスタートでした。

ただベンチャーなので、普通の形態でやっても仕方がないという所から、

何かに特化したサービスの考案をグループ会社の人と一緒に考えるところから始まりました。

これがインハウスデザイナーとしての魅力のひとつですね。

実際の販売促進に使う制作物を一緒に考え、作り上げて営業に使ってもらう、

またブランディングの側面もあるので、サービスを一緒に強化していくやりがいもありました。

ストレスやプレッシャーも多少はありますが、改善していけばいいのです。

ライフプラン

例えば、最初に手を付けたのは、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持った営業が10人程いたので、

普通の保険商品の代理紹介営業だけでなく、「保険の○○様」というサービスをメインキャラクター設定もして、

イラストやぬいぐるみ作成から、それをメインにした説明動画・チラシ制作・広告・ホームページを立ち上げました。

アイデア

最初は順調にいっていたのですが、保険代理店として法律が変わったり、色々とキャンペーンの規制など、

法律的に難しいこともあり、徐々に保険の相談コンサルティング業務にシフトしていきましたが。。

まぁ、ベンチャーらしい挑戦ができたのは面白かったですね。

当時、代表がインハウスデザイナーの必要性や重要性をすごく理解していただいていたので、

困った時は相談できたので、あまり仕事のストレスが溜まることもなかったです。

 

次に制作したのはオリジナルティのある旅行サービス

旅行業の難しさとオリジナル商品の厳しさ

当時は旅行業の出張手配や営業を主体としていたグループの旅行会社は、

オリジナルの旅行プランを開発して売り出したらどうか?という課題がありました。

その1つとして「ハワイ旅行」に特化したサービス制作に注力していました。

ハワイ旅行

当時の流れとして、どうしたらハワイの魅力を伝えられるか、ハワイが好きな方の為に特化したサービスは?

などの「オーダーメイド型」の旅行サービスを開始しました。

集客用のランディングページ制作と配布用ティッシュ、イベント用のうちわのデザインなど、

インハウスデザイナーとして協力できることはすべてやりました。

なかなか、売出し方が難しいこともあり、その裏にはハワイ旅行好きは自分で手配してしまう。

という事実も多くありました。

これは、後に特化したターゲット層に失敗した良い例としてとても勉強になりました。

 

自社コンテンツサービスとして動画アプリの開発・運用に着手

グループ会社だけでなく自社サービスを企画・開始

そうこうしているうちに、自社での開発サービスもやってみよう!という事になり、

何度もアイデアのブレスト会議が行われ、

当時流行しだした「動画」と「スマホアプリ」を組み合わせた独自のサービスを開発することとなるのです。。

アプリ開発

これは当時、You Tube1強の中、善戦していた6秒動画の「Vine」すら眼中になく、(当時メンバーがイケイケでした)

お恥ずかしいのでアプリ名はあえて書きませんが、

独自のカメラ機能、投稿機能、コンテスト機能を持ったスマホアプリを開発してしまうのです。。

皆まで書きませんが、これが大コケ。。。大失敗に終わります。

アプリ開発大失敗のツケは収益の確保に

開発期間約1年半、開発費が4桁万円、、色々な広告投資やキャンペーンを行い2年立たずでアプリ運用終了&撤退、

そしてその後もそのプラットフォームを活かすべく、他の利用法を展開するもすべて失敗。。

大失敗

そうこうしているうちに、実利益を上げるために制作会社として外部案件を受注するようになり、

単なる外注を使いWordPress(ワードプレス)を駆使したホームページ制作会社となってしまうのです。。

これには自分もかなりの抵抗があったので、

自分は変わらずにグループ会社の主に印刷物のデザイン制作を行っていました。(一応その部分では貢献してました)

 

結局、どの業種も上手く行かず下火に。。

結局、様々なグループ会社がどこも泣かず飛ばず

販売促進にはできる限り制作物で協力していたつもりですが、

どの業種も独自性を生み出せず、下火になっていってしまいます。

大失敗2

こんな形で約6年近く努めて会社も、グループ全体がかなりヤバい状態になり、

自分のいた会社も分裂するか、解散になるか、みたいな状態になり、

また転職活動を余儀なくされてしまうのです。。この時がストレスがマックス状態でした。。

インハウスデザイナーの給料ってどれくらいだったのか

実際、インハウスデザイナーの月収や年収ってどれくらいだったのか

この時の自分の給料をぶっちゃけますと、最初は月給30万円スタートでした。(賞与あり)

これを安いと見るか高いと見るかですが、年間休日や土日祝休み、残業ほぼなしでしたので、満足していました。

ただし、ベンチャーだったので結構、そのときそのときで変わっていきました。

その後、割と早い段階で月給35万円+賞与という形になり、しばらくその状態が続き、

賞与という概念がなくなり、最終的には年俸制で月給のみで月給40万円となりました。年収で480万円ですね。

その後は、新子会社の代表になって出世コース年俸600万円以上も提示されたのですが、条件面でやんわりとお断りしていました。。

ひとりのインハウスデザイナーと会社の社長では役割が全然変わってくるからですね。

インハウスデザイナーならではのストレスとは

インハウスデザイナーならではのストレスの種類

インハウスデザイナーをしていると、必ず感じることがあります。

制作部門の中ではいいのですが、その他の部署へのクリエイティブへの理解が少ないことです。

これは、かなり強いストレスになります。

制作物を簡単に考えているひとが多いことに驚かされます。

ひどい時はほとんど原稿もない状態からいわゆる丸投げ状態でアテの原稿でいいから、と使用用途や目的も知らされずに

枠と骨組みの制作から依頼されます。(ワイヤーフレームならまだいいのですが)

根本的に「何でもいいから、見栄え良くて何か宣伝できるやつ作ってよ」という系統の依頼ですね。

自分は経験上ある程度慣れていたので、そこから提案型で詰めていくやり方をしていましたが、

慣れていないと相当なストレスを抱えることになります。

「ササッと簡単にサクッと作っちゃってよ」みたいなひとが多いという事ですね。

これは相手を素人のクライアントと思って教育していく感じで接するとストレスも大幅に減りますのでおすすめです。

インハウスデザイナーは会社自体の業績次第

結局、経営状態が良いときはいいが、崩れてくると自分の身も厳しくなる

当たり前といえば、当たり前なのですが、

インハウスデザイナーは会社の経営状態が良い時は、

ある程度自由に挑戦させてもらえたり、居心地は良いのですが、

会社自体の経営状態が悪化してくると、存続自体も厳しくなるんだと改めて感じました。

当然、業績が悪くなると制作物も成果が出ずにストレスも溜まっていきます。

もしインハウスデザイナーで転職を考えているのであれば、ある程度安定した業種が良いと思います。(本当に)

業績の良い業種

インハウスデザイナーで良い所といえば、ある程度の制作物の納期が調整できるところ、

自分のアイデアが存分に活かされる所でしょうか。ここはストレスが溜まらない部分かも知れません。

デザイン

あとは年齢的にも即戦力であれば、ある程度高くても採用されやすい部分かも知れません。

40歳前後でもスキルと経験次第で全然行けますよ!