また、あのひとの顔を見るのか…と日曜日の夜になると憂鬱になる事はありませんか?
会社には様々なタイプのひとがいますし、
絶対に好きにはなれない苦手なタイプのひととも仕事をしなくてはいけませんよね。
もちろん仕事なので避けて通る事ができないので、「いっその事、会社を辞めて転職してしまおうか…」
と思ってしまうこともあるとい思います。
今回は、そんな人間関係で会社を辞めて転職したいと思ったら確認したい事・対処方法についてお話したいと思います。
事実、会社を辞めて転職した理由のトップは人間関係
本音の転職理由のトップは今もかわらず人間関係
よく面接などでは、転職理由で人間関係に不満があったなどとは言わないものです。
これを理由として言ってしまうと、「また、このひとは合わないひとと仕事したらすぐ辞めてしまうのか」と思われても仕方ないからです。
また、人間関係が辛くて仕事を辞めたいというと、「甘ったれている」「みんな頑張っている」「そんな事で逃げるのか」などと厳しいことを言われることもありますよね。
様々な転職サービスで本音アンケートを取った退職理由を見回しても、転職理由のトップは今も変わらず1位は人間関係なのです。それくらい、人間関係で悩んでいる人が多いと考えられます。
衝動的な感情で会社を辞めては得策ではない
人間関係がこじれて、仕事に支障が出てくると溜まったストレスで衝動的に退職届けを叩きつけたくなる気持ちは良く分かります。しかし、衝動的に辞めてしまうのは得策とはいえません。
人間関係が原因で会社を辞めたくなったら、まずは辞めるべきか、続けるべきかを冷静に判断しましょう。
実はこの問題は必ず企業ではついて回る問題なので、最悪の自体は回避する方法がいくつかあります。
自分も人間関係でストレスが溜まりすぎて我慢できずに後悔した事がありました。。
冷静になると他の対処方法が見えてきます。
客観的に冷静に現状を分析しよう
現状の状態にはかならず原因や理由があります。
思い出すことも辛いかもしれませんが、原因やきっかけはあったのか・仕事に害が出ていないかなどを思い出してみます。
中にはパワハラまがいの嫌な思いをしているケースもあるかも知れませんが現状分析なので冷静な気持ちで思い返してみてください。
試しに人間関係の辛さを図るチェックを行ってみてください。
・職場で孤立している(何も相談できる相手がいない)
・業務に影響する被害を受けている(やり取り含め)
・会社が環境改善やハラスメント対策に取り組んでいない(見て見ぬ振り)
・心や体に何らかの症状が出ている(うつ気味)
特に、立場を利用したハラスメント関連で悩んでいらっしゃる場合、自分だけでは解決しづらい場合がほとんどです。
(当時、さらに上の上司に何度も相談しましたが、具体的には何もしてくれませんでしたね)
後から考えると間違いなくパワハラだと認定されていたでしょう。

パワハラの場合、警告するだけでも効果あり
なかなか勇気のいる事ですが、
「会社を辞めてしまおうと思うほど悩んでいる場合」であれば、いっそのこと、
上層部に相談といった形で、「第三者機関にパワハラで訴えようか悩んでいます」と相談するだけで、相当な抑止力になります。
さすがに社会問題となっているパワハラ問題なので、会社もおおごとにはしたないので、配置転換やそのパワハラをしている人間に指導や処分が入ります。
実際に、自分では無いのですが以前いた会社の別部門で
新卒で保険コンサルの営業部門で入社した男性が長時間・長期に渡り個室で、パワハラを受けていた事をスマホで録音して、労働組合のユニオンに相談してパワハラで訴えた事がありました。
決定的となった証言は、
上司の「お前の営業成績が上がらないのなら、受け取り人を俺にして自分で保険に入れ」といった悪質な言動でした。。
彼はこの件でうつ病になってしまい、この後しばらくまともに働けなくなってしまいました。
(その後は、会社と慰謝料で示談したそうです)
ただし、これには裁判に時間もかかり、時間も浪費・疲弊するので健康な方なら、
この悪質レベルの会社とのやり取りはスルーして次の転職先を探す方が得策です。
また、上層部や管理部に相談の結果、環境の改善ができそうか否かを判断し、
改善が難しいのであれば早めに退職を考えることをおすすめします。
会社を辞めずにもう少し頑張る場合の対処方法
これ以上人間関係を悪化をさせないための対処
ひとを変えるのは難しいので、自分が変わってみる。
もう少し頑張ってみることに決めたのなら、これ以上人間関係を悪化をさせないためにも、
自分自身の行動を今までより意識してみましょう。
具体的にアクションを変えてみてください。何かが少しずつ変わってきます。
- 自身の仕事のスキルを上げるよう努力する
- ネガティブな発言を控える
- 自分から挨拶や返事・謝罪を徹底する
- 聞き上手になり、会話では「聞く」ことを意識する
- ひとの悪口や陰口は言わない
- 自分の保身のための嘘をつかない
- 感情的に反発して意見を言い返さない
自分自身の目標を持つ
あまりに職場の人間関係にとらわれすぎると、自分自身の目標を見失ってしまうことが良くあります。
改めて、
「自分自身はどうなりたいのか?」
「この半年で資格を取ろう」
「これだけはスキルアップして転職しよう」
「会社を修行の場として何か経験させてもらおう」
など働くことに関しての自分なりの目標を考えてみてください。
そうすることによってあなた自身がポジティブに変わることもできます。
ひとのせいでストレスまみれの生活から変わりましょう。
同じ会社の中で環境を変えてもらう
会社の中で管理部や他部門があり、相談できる環境であれば、
簡単なものであれば席替え、指導役の変更、配置転換などが相談できるはずです。
これは人間関係で悩んでいたら、一度ぜひ相談してみましょう。
この際に「このままでは働き続ける事が難しい」ことも伝えて良いと思います。
まともな会社であれば、せっかり育てた人材なので配慮してくれると思います。
実際に席替えだけでも、自分は効果があってストレスが大幅に減ったことがありました。
席替え前は隣の先輩がパソコンもモニタを常に覗き込んで来て、いちいち操作の仕方や仕事の内容まで干渉してきて
かなりストレスが溜まっていた時期がありました。
今考えるとその先輩は自分のやり方を押し付けるタイプで、実際に自分の仕事が暇だったのです。
他人に教えてると、熱心に後輩に指導している仕事している風に見えるからです。
【まとめ】人間関係で会社を辞めて転職したいと思ったら確認したい事・対処方法
人間関係は、自分だけが意識しても簡単に改善するものではありません。
なので、どうしても辛いときは、無理をして続ける必要はないので、転職を考えるのも一つの手です。
しかし、それを踏まえた上で、改善策・対処方法として下記を上げておきますね。
・事実、会社を辞めて転職した理由のトップは人間関
・衝動的な感情で会社を辞めては得策ではない(いっときの感情は危険)
・客観的に冷静に現状を分析しよう(チェックしてみよう)
・パワハラの場合、警告するだけでも効果あり(抑止力に繋がる)
・これ以上人間関係を悪化をさせないための対処(ひとは変わらない)
・自分が変わってみる(視野を変える)
・自分自身の目標を持つ(モチベーションが変わる)
・同じ会社の中で環境を変えてもらう(これは効果的)
【転職前に】人間関係で会社を辞めて転職したいと思ったら確認したい事・対処方法 でした。
あなたの人間関係の悩み解決の参考になれば嬉しいです。