こんにちは、派遣社員ってよく聞くけど実際リアルにどれくらい稼げるの?って気になりますよね。
よくYou Tubeなどで公開されたりしてますけど、はい、そうです、非正規雇用のことです。。。
今回は恥を捨てて、2021年7月現在の私の派遣社員での給与明細がどんなものなのか、公開します。
その前に、自分がなぜ今、40代後半で派遣社員として働いているのか、簡単ですがいきさつや諸事情をご説明いたしますね。
端的に言いますと、2021年1月にコロナ便乗リストラにあいました。。で、2月末でやむなく退職となってしまったのです。。
リストラの方法としては、退職して他で頑張るか、まったく経験の活きない職種で夜間勤務で初任給で働くかの2択でした。
自分としては、ずっと25年以上もDTPデザインやWebデザイン・ディレクションをやってきたので、
残る価値はないと判断したのです。。
しかも会社は退職理由は自己都合になりますの一点張りで、
ほぼコロナ渦の業績悪化のリストラ敢行のくせに認めませんでした。
ご存知の通り、転職活動は次が決まるまでに時間がかかるし(しかも年齢的にも40代後半!)、
決まれば即戦力採用とはいえ、家族もあるので、無収入の期間を作る訳にはいかなかったのです。。
そして、派遣なら案件次第で即戦力ですぐに働けると、
すぐに採用していただいた長期派遣で働かせてもらうことになったのです。
前置きが長くなりましたが、40代後半の派遣社員の給与明細を公開いたします。
崖っぷち40代後半、リアル派遣社員の給与明細を恥を捨て公開
給与明細の前にどんな労働条件で働いているのか
派遣社員は、労働条件が契約ごとに異なるので、交わした契約書に基づいた内容で給与が支払われます。
私が今回、交わした契約条件は下記の内容です。
・期間:長期(更新は3ヶ月単位)、初月トライアル時は1ヶ月更新
・労働日:月曜~金曜 勤務、土日祝休み
・時間:9:00~17:30(昼休憩1時間)
・時給:1700円、時間外残業時2125円(月残業0~20時間、多い時40時間)
・交通費全支給
ちなみに、社会保険加入は2ヶ月目から強制加入が派遣法で義務となっており、途中から加入させてもらいました。
扶養家族がいる場合は、加入させてもらった方がお得なのです。
派遣社員リアル給与明細 4月分(稼働21日)
4月は、祝日が1日しかなく、ほぼフル稼働で21日勤務となりました。その派遣での給与明細がこちらです。
ざっくりとまとめると…
稼働21日・残業トータル2.5時間(ほぼ定時上がりでした)
総支給額 286,403円(交通費含む)
手取り額 247,309円(交通費含む)※社会保険も引かれています。
フル稼働、ほぼ残業なしで、これがひとつの目安になるのかなといった金額でした。
慣れないうちは残業はさせない方針らしいので月10~20時間も残業すれば、
そこそこの給与になるのではと感じました。
次は、GWの連休が入ってくるので稼働日ががっつり減ります。。
事前には分かってはいたのですが…
派遣社員リアル給与明細 5月分(稼働17日)
5月は、GWの祝日で3日分稼働が減り、しかも1日病欠をしてしまい、稼働17日分となりました。
その派遣での給与明細がこちらです。
ざっくりとまとめると…
稼働17日・残業トータル0.5時間(今回もほぼ定時上がり)
総支給額 231,153円(交通費含む)
手取り額 194,195円(交通費含む)
平均的な稼働が21日程度なのですが、祝日・GW、お盆休み、年末年始は、派遣は稼働日数がグッと減りますね。
予測はしていたのですが、ちょっと悲しいですね。
収入の不足分は他から補填する形になります。
ちなみにこの記事を書いている時点で6月は稼働22日となっており、
残業も増えているので約30万円程度の確定となりました。
派遣社員の年収の平均はどれくらいになるのか
賞与がないことや、稼働日数がダイレクトに給与に反映することから考えると
なかなか厳しいですが、平均的には下記の平均額の様です。
一般派遣労働者……平均357.3万円
自分のケースで言うと、平均より若干下回るくらいになりそうな予測が立ちますが、
とりあえず自分のスキルで収入が即確保できたのは、
あのコロナ便乗リストラ時点から考えるとありがたいことです。
生活の基盤を立て直せた事と、少なからずリストラの精神的なショックは精神的ダメージとなっているので、
改めて自分のスキルに自信が持てた事は大きいですね!
とりあえず、長期的に仕事はあるので、焦らず次を考えられる様になったのはありがたかったです。
もし、自分の様なひとがいたら参考になるかと思いますので、
現時点で感じている派遣社員のメリットを上げておきたいと思います。
派遣社員のメリット:自分の希望する仕事が選べる
派遣で働く大きなメリットの1つが、自分の希望する条件に合わせて仕事が選べることです。
「技術を生かした仕事をしたい」「家の近くで働きたい」などと考えている場合、
その条件を満たした職場で働くことができます。
しかも、業務内容の範囲が定められているので、規定以外の仕事をする必要がありません。
正社員であれば自分が好きな仕事だけをするのは難しいことです。
上司の手伝いや雑用も率先してやる必要があります。
派遣社員のメリット:人間関係のわずらわしさが少ない
業務を遂行する事が第一目的として、派遣として呼ばれているので、
必要以上に誰かと仲良くしたり、付き合いをする必要がありません。
特にスキル系の派遣の場合は、業務を全うできれば問題なく働く事ができます。
上辺だけの表面上の付き合いが面倒なひとにはぴったりだと思います。
派遣社員のメリット:自分の時間にゆとりができる
私も自分の今後の事を考えたり、運動したり、スキル系の勉強したりと
自分に使える時間がかなり増えたのは大きいです。
ブログも時間をかけて書くことができています。
あと、思ったより改善できたのはかなり睡眠時間が増えてストレスが減ったことです。
寝ようと思えば1日に7~8時間は睡眠時間が取れるので疲労も回復しやすくなったと思います。
しっかりとした睡眠時間がこれほど大事だとは思わなかったです。
いかがだったでしょうか?
収入面以外で様々なメリットがある派遣社員、スキルを活かしてライフワークバランスを見直した働き方もできますし、
これだけ多様化している現代社会では、リモートワークでの派遣や、
産後復帰のママさん派遣社員にも注目が集まっていますよね。
今の働き方で悩むひとや、自分の様にもう一度リセットして頑張りたいひとの参考になれば幸いです。
私はもう少ししばらく派遣社員で、自分のライフワークを見つめ直すための時間にあてたいと感じています。