副業としてテレビなどで取り上げられ話題になった愚痴聞きサービスの実態を調べてみました。
コロナ渦で副業のテレワークで自宅で出来て手軽なので人気のようです。
女性(特に主婦)が多いらしいのですが、ココナラというサービスで検索すると男性も多数います。
愚痴聞きサービスは10年ほど前から定着しだした
在宅で収入が得られるアルバイトの1つとして、愚痴聞きサービスという一風変わったサービスがあります。
今から10年ほど前にテレビで紹介されて話題となりましたが、安全性に関しては不安の声も少なくありません。
リスニングスタッフとして登録するのに費用が必要だったり、
登録しても実際にはたいして稼げなかったりするサービスもあったのです。(要は詐欺まがいのパターンですね)
後は愚痴聞きサービスは実店舗での運用になりますということで、面接に行くと女性スタッフしかおらず、
半分テレクラまがいの事をさせるケースもあったようです。
愚痴聞きサービスの由来とは
今から10年ほど前、2010年くらいから愚痴聞きサービスとはすでに存在していたサービスの形態で、
当時のテレビ番組で紹介されたのをきっかけに注目を集めるようになりました。
ただ他人の愚痴を聞くだけでお金を稼げるというビジネスモデルはなかなかインパクトがあり、
「在宅で手軽に収入を得たい」という願望を持つ主婦層を中心として人気に火がついたのです。
また、愚痴を聞いてほしいという要望が圧倒的に多いことから「愚痴聞きサービス」が通称となりましたが、
「お話相手サービス」や「お悩み相談サービス」などと呼ばれることもあります。
自慢話を聞いてあげたり世間話の相手になったり、
悩み相談に応じたりと、話の内容は愚痴聞き以外にもさまざまなケースがあります。
サービスの仕組みは電話占いと似通っており、
10分100円から時間に応じて課金されるのが一般的です。
愚痴聞きサービスの中には対面で話し相手を務めるコースを用意しているところもありますが、
ほとんどのサービスは携帯電話やSkypeなどを使った音声通話でやり取りを行います。
最近はテレワークでもよく使われるWeb会議サービスのZoomを利用して、サービスを提供するところも出てきました。
サービス利用者の話し相手を務めるバイトはリスニングスタッフとも呼ばれ、
在宅でも仕事ができるというのが大きな特徴です。
ここ最近はココナラなどの知識・スキル売買のサービスから集客が多い
ここ最近はココナラなどのWebサービスサイトに登録して、オファーが合った時に対応するケースが多いようです。
そういったスキルなどのマッチングサービスやアプリはたくさんありますので、
実際にどんな感じで登録して仕事しているひとがいるのかみてください。
ココナラは「愚痴聞き・話し相手」というカテゴリがあって、
占いカテゴリにも迫る2万件以上のサービスが登録されています。
それだけに競争も激しい状況ですが、
ココナラには「愚痴を聞いてほしい」「話し相手になってほしい」という願望を持つ人が多く集まっているのも事実です。
料金は1分100円という例が多く、売上から25%の手数料を引いた残りが自分の収入となります。
愚痴聞きバイトは安全性の面で不安があるという人は、
大勢の人に利用されていて初期費用もかからないココナラにサービスを出品してみるのが無難な始め方です。
愚痴聞きサービスに向いている人はこんなひと
ただ愚痴を聞くだけなら誰でもやれそうに思いがちですが、
相手の希望通りに話相手を務めるのは意外と難しいものです。
話し相手となる愚痴聞きサービスは聞き役に徹するのが基本中の基本で、
相手の話に「それは違う」と心の中で思っても決して否定してはいけません。
求められてもいないのに意見を言ったりアドバイスをしたりするのも禁止行為に当たり、
相手を怒らせてしまう可能性があります。
お金を払ってまでして愚痴聞きサービスを利用しようとするような人は、
心に何らかの問題を抱えていたり精神的なストレスで参ったりしているような人が多いものです。
時には理不尽な言葉を電話越しに投げかけられるような場合があるかもしれませんが、
お金をもらって聞き役を演じるからには我慢する必要があります。そうした点を考えると、
愚痴聞きサービスは人の話を聞くのが得意で辛抱強い人に向いた仕事です。
愚痴聞きサービスは怪しい!?
世間では愚痴聞きの需要は一定程度存在するとしても、
サービスを運営する会社が信頼できるかどうかはまた別問題です。
リスニングスタッフを務める人には以上に解説したような能力が求められることから、
事前に研修を実施したりしてサービス提供に必要なスキルを習得するようにしているところもあります。
愚痴聞きサービスによってはそうした研修費や教材費などの名目で、
初期費用を請求される場合があるという点には注意が必要です。
バイトを始めるに当たって高額な初期費用を支払ったにも関わらず、
実際にはたいして仕事を与えられずほとんど稼げなかったというケースもありました。
そうした情報が広がったために「愚痴聞きバイトは稼げない」「怪しい仕事」というイメージにつながり、
安全性に不安を抱く人が増えてしまったのです。
愚痴聞きサービスまとめ
愚痴聞きバイトは他人の話を聞くのが上手な人に向いた仕事ですが、
この仕事を経験したことでコミュニケーション能力が身についたという人も珍しくありません。
慣れないうちは相手の心をつかむのが難しいと感じても、
何度か話し相手を務めるうちには愚痴を聞くコツがわかってくるものです。
話し相手を務めるだけでお金を稼げるという点でも、愚痴聞きサービスは在宅の副業として無限の可能性を秘めています。
コミュニケーションスキルを身につけることで、
単にお金を稼ぐだけでなく本業の仕事にも役立てることも可能です。
コールセンターのスタッフや営業の仕事・接客業・サービス業など、コミュニケーション能力が生かされる仕事は数多くあります。
聞き役に徹する愚痴聞きバイトはまた違ったスキルが求められるとは言え、
仕事を通じて会話の能力がアップするのは間違いありません。
安全性という点でサービスの選び方さえ間違えなければ、
お金を稼ぐと同時に自分自身も成長できる一石二鳥の副業になり得るのです。
資格やスキルなしでも先程のココナラなどのサービスを利用することで、
愚痴聞きサービスを無料で始めてみることも可能なので、ぜひ活用してみてください。
ただ、自分に何か特徴を付けないと大勢の登録者の中で、なかなかお客様に選んでもらえないかも知れませんので、
そこは、他の方を参考に工夫してみてください。