もう、ちょっとこの会社ではやっていけないかも知れない…
そんな風に会社を辞めたいと思った時に確認してもらいたいことが10項目あります。
自分の気持ちに正直にどうなのか、思い出しながら読んでみてください。
会社を辞めたいと思った時に確認すべき引退への10カウント
カウント1:自分の才能が活かされていないと感じてしまう
自分の高いスキルや能力が存分に活かされていないのではないかと感じて働いている。
古くからのシステムや会社の業務連携、営業手法など、まだまだ効率化し、改善できる部分はあるのに…
そんな思いを抱えながら、問題を解決せず職場に留まり続ければ、フラストレーションばかりが溜まってしまう。
しかし自分ひとりの提案では会社全体は動かせない。。
優れたスキルや経験がまったく活かされないという状況は、現実に起こり得ます。
カウント2:仕事への情熱を失ってしまった
入社当初のモチベーションや何かを成し遂げてやるといった熱き情熱はどこに行ってしまったのか。
また個人的な目標や身につけたいスキルも今となっては、長年の勤務と会社への不満によりすっかり喪失してしまっている。
もし、情熱を失ったと感じたら、自問自答してみましょう。
果たして情熱は自然に消えてしまったのか、それとも会社から受けた非人間的な扱いが情熱を冷ましてしまったのか。
目標や情熱を失った自分は生活のためのお金を稼ぐためだけの目的で働くことになってしまう。
カウント3:上司を信頼できなくなってしまった
上司と親は選べないといった皮肉の言葉がある位、上司との関係は重要です。
しかし、上司に対する信頼感の喪失は、上司の指示に従いたくなくなったり、
上司に喧嘩腰で対応したり、仕事を放棄したくなったりするかもしれません。
ただ、こういった上司に対する敵対的な態度は、最終的にはすべて自分に跳ね返るのです。
最悪は退職するしかなくなるでしょう。ただ、絶大な信頼をおいていた上司が信頼できなくなった、これはもうアウトです。
カウント4:会社のしていることが信頼できなくなった
会社が明らかに迷走しはじめたと感じたら、黄色信号です。
会社が見当違いの市場で無益な努力をしていると感じてしまうなど、
事業方針、製品、サービスなど、会社の核心部分がおかしくなっている場合、
その職場には即刻見切りをつけた方がいいでしょう。
カウント5:自分が何をしているのか分からない
自分のスキルとまったく合致しない部署に配属されたり、
自分のスキルをまったく理解していない上司の下に配属されたりする。
与えられる仕事が自分に向いているのか不安になりますし、
ただでさえ、自分が何をしているのか分からないという状況に陥る可能性がある。
こうなってしまっては元に戻ることは無理難題、即刻手を打った方がいいでしょう。
カウント6:自分が適切に評価されていないと感じる
自分の評価に不満を持つのは珍しいことではないのですが、
普通は社会人としての経験を積むにつれ、そうした不満は解消されていくはずです。
しかし、すでにプロとしての長い経験があり、現在の職場で適切に評価されていないと感じるのであれば、
転職先を探す頃合いかもしれません。
カウント7:出世の見込みが感じられない
今の仕事に就いたときは、いずれは昇進して部下を束ねる立場になるか、
大きな案件やプロジェクトを任されることを期待していたはずです。
もはや出世がキャリアアップであるにもかかわらず、出世が不可能な状況に置かれてしまった場合、
現在の職場は自分に適していないと判断すべきでしょう。
カウント8:日常的にフラストレーションを感じてしまっている
強いフラストレーションが継続するのは精神的にも危険です。
ストレスは万病の元ですので身体を蝕むような不満や苛立ちが、
一晩寝てもまったく軽減しない場合は、転職を考えるべきでしょう。
また、寝付きが悪く夜中に何度も目が冷めてしまうなど、
ぐっすりと朝まで熟睡できないなど、睡眠障害もうつ病の手前なので、注意が必要です。
カウント9:自分の会社の社名を周りに言いたくなくなった
会社の名前や自分の仕事内容を口に出すときに、躊躇や羞恥心を感じるようになっているとしたら、結構深刻です。
これは自分として会社が誇れない証なので、かなり重症です。
転職を考えた方が賢明です。
カウント10:転職への気持ちがうずき始めた
多くの人は、同じ会社で同じ部署、同じ職務で何年も働いてきて、
すべてがルーティンのように感じられると、新たなチャレンジに踏み出したくなる。
お粗末なルーティンワークに追われる日々を送ると新しい職場に転職したくなってきます。
これは悪い事ではありません、ぜひ求人情報を見るなり行動に移してみることをおすすめします。
以上、10つの項目でご自身を確認していただき、1つでも当てはまる項目があれば、もう一度考えてみる必要があるでしょう。
特に会社に嫌気がさしてくると単純に「転職したい」「会社を辞めたい」と思ってしまうこともありますので、
こういった内容で冷静に自問自答することも大切かと思います。
あくまでもあなたのライフワークの参考になれば幸いです。