40代 ド底辺からの転職その3 デザイン講座でグラフィックデザイナーを目指した

貯めていたお金で専門的な技術を身に着けるためにDTP(グラフィックデザイン)スクールに通うことに。
DTPは簡単に言うとパソコンソフトを使って印刷物をレイアウト作成することです。
(この時、21歳~22歳だったと記憶してます)
きっかけは、下記の前回の記事をご参照いただければと思います。

目次

>ド底辺からの転職その2 タイピング入力という仕事

本格的な知識や技術を身に着けるための自己投資

当時、新宿にある某スクールに通う事にしました。
約28万程のグラフィックデザイン応用コースでした。
もう少し安いDTPオペレータコースもあったのですが、
デザインもやりたいという事で覚悟を決めました。

カラーチャートカラー見本

ちなみに、DTPオペレータは言われた指示通りに、
IllustratorCC(イラストレーター)やIndesignCC(インデザイン)やPhotoshopCC(フォトショップ)、
他専用ソフトなどを使い、広告や紙面や印刷物を作成していく仕事ですが、
グラフィックデザイナーは、何も無い所からデザインやアイデアを生み出し、印刷物に価値を生み出します。
使うソフトは同じですが役割は全然違います。

最近は昔よりも垣根が無くなってデザイナーがそのまま、印刷データまで作成してしまいます。
オペレータさんは、カタログや何百ページなどに渡るスピードと正確性を要する仕事が多いイメージです。
※この当時は、Illustrator5.0J、QuarkXpress3.0J、Photoshop3.0Jで学校では習ったと思います。

初めは無料体験でデザインソフトを体験

とにかくDTPやデザイン、何も知らないまま体験

とりあえず、1時間半の無料体験を申し込み、ワクワクして参加すると
たまたま少なかったのか2人でした。
出てきた講師の先生がのちにずっと教わることになるのですが、その美術オーラに圧倒されました。。
講師

美大出身の現役グラフィックデザイナーさんで、
今だと木村 文乃さん似の美人デザイナーさんでした。
今、思うに本当に好きな事を仕事にしているから、余計にキラキラしていたのでしょう(苦笑)

体験自体は、PhotoshopCC(フォトショップ)というソフトを使い、
外人の女の子の顔を切り抜いたり、フィルタをかけて遊んだりととても楽しいものでした。
今だとスマホのアプリ等でも簡単にできますが当時は衝撃的だったんです。

そして、実際はこんなものを作っていきますというカリキュラムの説明でした。
そこには、色彩理論や造形に関する基礎知識から構図まで、単にソフトを習うというよりも
まさにグラフィックデザイナー養成コースだったので即入学を決めてしまいました。

デザイン表紙イメージデザイン表紙イメージ2

よく絵を描けないとデザイナーになれないとか、色彩とか美術が得意でないと
デザイン業界で働けないと思われがちですが、まったくそんな事はありません。
自分の過去の同僚や先輩・後輩でも美大出身のひとの方がよっぽど少ないです。
(絵は描けないよりは描けた方がいい位です)

自分

それから約1年間、デザイン漬けの毎日

スクール自体は、週2回の1回2時間のコースで基礎と応用で半年、残り半年間で実制作の作品制作という感じでした。
つまり、週2回行けばよかったのですが、休講日もフリーで教室や機材を解放していて、ほぼ毎日通い放題でした。
自分は自腹で28万円払ったのと、絶対に転職に成功してやるという強い想いがあったので、週4~5回通いました。
あまりに熱心だったので、先生もフリーの時間に制作過程を時々見てくれてた程でした。

本気や熱意は伝わるものだと、この時に実感しました。今でも先生にはとても感謝しています。

スクール

後半の半年間は、そのスクールでアルバイトをさせてもらう事に。

今、考えると不思議な経験なのですが、そこの校長(社長)から、
半年を過ぎた頃に「うちでアルバイトをしてみないか?」と言われたのです。
もちろん、そこの受付業務や先生のお手伝いや雑務ということなのですが、
当時、ほとんど毎日通っていたし、収入もまったくなかったので、
ありがたく受ける事に。

最後の方の3カ月位は、なんと、体験入学(ゼロコース)の担当者もさせてもらい、
自信を付けながら、作品制作を終えることもできました。

そうこうして無事、卒業ということになりましたが、
卒業時には業界未経験ということもあり、
転職活動が実らず、希望していたグラフィックデザイナーのアシスタントにはなれず。
ただ、業界への第一歩ということでDTPオペレータでアルバイトに決まりました。

面接も、そこの社長と1次面接のみでその場で即決で入社が決まり、月給18万円スタート、
社員も4人くらいの小さなオフィスで、仕事内容はヒューマンとかソシエなどの小さな小窓の枠の求人広告の制作からのスタートでした。

やっと転職が成功してスタートラインに立てた。

1年間のがむしゃらな学習が報われた、そんな気持ちでいっぱいになっていました。
未経験でも頑張れば、夢は叶うんだ、本当によかった。

だが、この後、この業界の恐ろしさを感じることになるとは知らず。

続く。